概況からBRICsを知ろう インドは小幅続落、中東情勢の不透明感や海外株安で

2026年5月11日 10:05

*10:05JST 概況からBRICsを知ろう インドは小幅続落、中東情勢の不透明感や海外株安で
【ブラジル】ボベスパ指数 184108 +0.49%
8日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.49%(890.00ポイント)高の184,108.00で引けた。日中の取引レンジは183,217.00-185,584.00となった。


小幅高で寄り付いた後堅調推移となった。米国株市場でナスダック総合指数が最高値を更新したことがハイテク株への買いにつながったほか、予想を上回る米雇用統計も景気減速懸念の後退要因となった。半面、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退したことが指数の上値を抑えた。

【ロシア】MOEX指数 2615.33 -0.65%
8日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.65%(17.17ポイント)安の2,615.33となった。日中の取引レンジは2,611.09?2,631.77となった。


終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。財政赤字の拡大が警戒され、売りは継続。ウクライナ戦争の長引きに伴い、国内財政が一段と悪化すると懸念されている。また、弱い経済指標も引き続きマイナス材料となった。半面、指数の下値は限定的。海外高や原油価格の上昇などが指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 77328.19 -0.66%
8日のインド株式市場は小幅続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.66%(516.33ポイント)安の77328.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは0.62%(150.50ポイント)安の24176.15で取引終了した。


前日終値近辺で寄り付いた後は終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅をやや拡大させた。米国とイランの応酬を受け、中東情勢の先行き不透明感が警戒されたほか、原油価格の上昇もインフレ加速懸念を高めた。また、海外株安の流れを受けてリスク回避の売りが優勢となった。

【中国】上海総合指数 4179.95 -0.00%
8日の中国本土市場は5日ぶりに小反落。主要指標の上海総合指数が前日比0.14ポイント(0.00%)安の4179.95ポイントで引けた。


前日に約2カ月ぶりの高値を付けた反動で、短期的な過熱感を意識した利益確定売りが先行。米国とイランのホルムズ海峡周辺での交戦を受け、中東情勢への警戒感も投資家心理を冷やした。半導体関連には最近の上昇の反動から売りが広がり、相場の重荷となった。一方、指数の下値は限定的。不動産や銀行には政策支援への期待を背景に買いが入り、指数は後場に上げへ転じる場面もあったが、終盤は戻り待ちの売りに押され小幅安で終えた。《AT》

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