オリックス、オリックス銀行を大和ネクスト銀行へ譲渡、譲渡価額3700億円で合意

2026年4月28日 07:43

■2026年10月までの譲渡実行を予定、2027年3月期に税引前売却益を見込む

 オリックス<8591>(東証プライム)は4月27日、連結子会社のオリックス銀行の全株式を、大和証券グループ本社<8601>(東証プライム)の連結子会社である大和ネクスト銀行へ譲渡することを発表した。同日、株式譲渡契約を締結した。譲渡価額は当初価格として3,700億円で合意し、最終価格は契約に定める価格調整を経て決定する。

 オリックス銀行は1993年に山一信託銀行として設立され、1998年にオリックスグループ入りした。店舗網やATMを持たず、インターネット取引を中心に運営費を抑え、不動産関連融資や信託機能を核に成長してきた。投資用不動産ローンでは業界トップクラスのシェアを持ち、法人融資では再生可能エネルギーや物流施設など成長分野への融資も手掛ける。

 同社は、金利上昇局面やデジタル化による競争激化を踏まえ、証券と銀行機能を組み合わせた金融プラットフォームを持つ大和証券グループが、オリックス銀行の持続的な企業価値向上に最適なパートナーと判断した。譲渡実行は2026年10月までを予定し、2027年3月期連結決算で約1,242億円の売却益を計上する見込み。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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