フコク、JAXA宇宙戦略基金事業に採択、極限環境対応の振動減衰技術を開発へ

2026年4月27日 07:18

■打上げから月面運用まで搭載物を保護、広温度域で使える次世代技術を確立へ

 フコク<5185>(東証プライム)は4月24日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙戦略基金事業における技術開発テーマ「SX中核領域発展研究」に、同社提案の技術課題「広温度域で使用可能な振動減衰機構」が採択されたと発表した。同研究は、将来の宇宙開発利用で分野横断的なボトルネック解消を想定した研究公募となる。

 同社は、ロケット・人工衛星向け振動減衰技術の開発実績を基盤に、打上げから軌道上、月面運用まで搭載物を保護する振動減衰機能の構築を目指す。打上げから月面運用まで多様な搭載物を「壊さず届け、安定して使う」ための基盤確立を成果目標に掲げ、極低温・高放射線といった極限環境下でも機能する技術開発を進める。

 研究開発では、適用範囲マイナス40度~110度の「高G対応非線形ゴムアイソレータ」と、同マイナス170度~110度の「極低温対応ワイヤアイソレータ」を開発する。宇宙船外や月面運用を想定し、月面着陸などの衝撃イベントから搭載物を保護する技術を確立し、衛星、ロケット、月面探査ミッションに対応可能な振動減衰ソリューションの実現を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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