リコー、深圳子会社を約9億元で譲渡、資産効率向上へ工場跡地も売却
2026年4月10日 07:21
■資産効率改善を目的に取締役会で決議
リコー<7752>(東証プライム)は4月9日、連結子会社(孫会社)である理光(深圳)工业发展有限公司(RAI-SZ)の全持分を譲渡することを決議したと発表した。譲渡は資産効率向上を目的とするもので、同社取締役会で決定した。対象会社は深セン市福田区に所在し、現在は事業停止中であるが、工場跡地の土地使用権を保有している。
同社が保有していた土地使用権については、2024年11月の開示で仲裁判決により処分可能な状態となっていた。同譲渡により、この土地使用権も含めて移転される。譲渡先は特定目的会社の深圳宏邦智聯企業管理有限公司で、資本・人的・取引関係はいずれも特筆事項はない。譲渡価額は約9億元で、クロージング時に価格調整が行われる予定である。
契約締結日は同日で、引渡しは必要な手続き完了後、2026年5月下旬から6月上旬頃を予定する。同譲渡によりRAI-SZは連結対象から除外される。業績面では、持分譲渡益として約4億人民元を計上する見込みであり、影響は2027年3月期に反映される予定である。なお、連結営業利益への影響の詳細については現在精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)