株ブロガー・さなさえ:いよいよ個人中心の年末相場スタート!今仕込んでみたい株【FISCOソーシャルレポーター】

2025年12月20日 17:00

*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:いよいよ個人中心の年末相場スタート!今仕込んでみたい株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2025年12月19日15時に執筆

皆様、おはこんばんちは。相場の荒波をサーフボード(と、たまに浮き輪)で乗りこなす、株ブロガーのさなさえです。2025年もいよいよ大詰め。街がクリスマスムードに染まる中、わたしたち投資家が一番気になるのは、ツリーの飾りよりも「大納会までにどの銘柄が跳ねるか」ですよね♪足元のマーケットはなかなか一筋縄ではいかない、痺れる展開が続いています。

さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)の妙齢女性投資家が綴る当記事の連載も、はや152回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。

<AIバブルへの懸念とバリュー株へのシフト>
現在の相場背景を読み解く上で外せないのが、これまで市場を猛烈に牽引してきた「AI・半導体セクター」への見方の変化です。米エヌビディアの独走に陰りが見え始めたという声や、莫大な投資に対する収益化のスピードへの疑問など、一部では「AIバブル」への懸念が広がっています。さらに、日本では日銀が政策金利を0.75%程度へと引き上げ、約30年ぶりの「金利のある世界」が現実のものとなりました。これにより、グロース株への警戒感が高まる一方で、利ざや拡大が期待される銀行や、資産背景がしっかりした低PBRの「バリュー株」へと物色の矛先が大きくシフトしています。まさに「実利」を取る相場へと変貌を遂げているのです。
いよいよ機関投資家も冬休みに入り、市場の主役はわたしたち個人投資家へとバトンタッチされます。「手掛かり難」と言われるこの年末相場において、最強の攻略本となるのが……そう、12月17日に発刊されたばかりの『会社四季報』(春号)です!

この最新号をめくってみると、業績を上方修正している銘柄や、独自の「フィジカルAI」技術で実需を掴んでいる銘柄、さらには国策である資源・宇宙関連など、魅力的な「お宝」がザクザク見つかるんですよね。今回はそれを読んで、わたしが「これは……期待しちゃうっ♪」と感じた銘柄たちを、人気のテーマ別に早足でご紹介していきまっす!

<四季報相場もあるかも…♪>
AIバブル懸念があっても世界的なニーズ増の最中で半導体・半導体製造装置関連は不可避です。主要のアドバンテスト<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0685700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6857></a>やキオクシアHD<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0285A00?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><285A></a>、イビデン<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0406200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4062></a>は業績面でも絶好調。中小型株からはAIメカテック<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0622700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6227></a>、マルマエ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0626400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6264></a>、フェローテックHD<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0689000?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6890></a>、ADEKA<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0440100?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4401></a>をチェック。そしてAI関連からは不動産×AIで業績期待でSREホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0298000?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><2980></a>、AIを活用した自社ブランド展開のAiロボティクス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0247A00?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><247A></a>、就業支援×AIのポート<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0704700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7047></a>をピックアップ。また、AIインフラの要であるデータセンター・光半導体関連からは、主要のフジクラ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0580300?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5803></a>、住友電気工業<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0580200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5802></a>への期待は継続。そして超電導や高効率送電技術に強みのあるSWCC<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0580500?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5805></a>、生成AI基板向けスペシャルガラスで独壇場の日東紡績<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0311000?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3110></a>、次世代通信インフラの最前線のアンリツ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0675400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6754></a>、データセンターの冷却実需の高砂熱学工業<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0196900?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><1969></a>を見ています。
当記事でもここまで連載してきたフィジカルAI(ロボティクス)関連からはミネベアミツミ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0647900?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6479></a>、ナブテスコ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0626800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6268></a>という本命格への高評価は継続。FA化の進展で受注増に思惑が募る不二越<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0647400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6474></a>は現在のPBRで見ても面白味がありそうです。
また、直近では銅の高騰で非鉄金属・レアメタル関連株にも物色が入っていたようですね。三井金属<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0570600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5706></a>、住友金属鉱山<5713>、JX金属<5016>への期待はまだ続きそうです。フルヤ金属<7826>もまだ上昇余地がありそうですね。海底資源開発への期待高の三井海洋開発<6269>、都市鉱山関連の一角でもあるAREホールディングス<5857>、資源価格上昇が収益を後押しする松田産業<7456>は、まだ割安感がありますね。
最後は直近IPOから…再上場で話題のSBI新生銀行<8303>はセカンダリーで狙う向きも多そうです。訳あり不動産の再生事業で話題のAlbaLink<5537>、DX支援の実需で業績期待の高いITコンサルのノースサンド<446A>も世情にマッチングした企業であり、その業績面からもチェックしています。

はい、本当はもっと色々とご紹介したいのですが…今回は以上です。

ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目株をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.

----

執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』《HM》

関連記事

最新記事