東京為替:ドル・円は底堅い、米金利高で

2025年12月10日 17:06

*17:06JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利高で
10日の東京市場でドル・円は底堅い。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続の思惑は後退し、ドル買い先行で朝方に156円93銭まで値を上げた。その後は日本の円安牽制で一時156円56銭まで下落。午後は日本株をにらみ、円買いは抑制され値を戻した。
・ユ-ロ・円は182円01銭から182円49銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1622ドルから1.1649ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値50,878.66円、高値51,107.77円、安値50,329.27円、終値50,602.80円(前日比52.30円安)
・17時時点:ドル・円156円60-70銭、ユ-ロ・円182円40-50銭
【経済指標】
・日・11月国内企業物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.7%、10月:+2.7%)
・中国・11月消費者物価指数:前年比+0.7%(予想:前年比+0.7%、10月:+0.2%)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「悪いFRB議長がいる。FRBの見直しを進めるつもりだ」
・高市首相
「円安の経済への影響は、メリットとデメリットの両面ある」
「過度な変動に対し必要に応じて適切に対応する」
「為替市場の動向について具体的なコメントは控える」
「市場動向、注意深く見守っている」
「金利は様々な要因を背景に市場によって決定されるもの」
「金利上昇続くより、日本の成長や債務残高GDP比率低下が大事」
「日本の国債市場は圧倒的に国内保有率が高い。世界で最も安定」《TY》

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