東証グロース市場250指数先物概況:プライム市場やバイオ株の上昇で4日ぶりに反発
2025年12月4日 16:30
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:プライム市場やバイオ株の上昇で4日ぶりに反発
12月4日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt高の661pt。なお、高値は666pt、安値は653pt、日中取引高は4558枚。前日3日の米国市場のダウ平均は続伸。ダウ、ナスダックともにマイナス圏でのスタートとなったが、ダウは寄り付き直後にプラスへ転じ、その後は堅調に推移した。取引開始前に発表された11月のADP雇用統計で民間雇用者数が予想外に減少したことを受け、年内の追加利下げへの期待が継続、相場を下支えした。ナスダックは一部ハイテク株の下落が重しとなり、前日終値近辺でのもみ合いが続いた。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの655ptからスタートした。直近の軟調地合いを引き継ぎ、朝方はマイナス圏で推移する場面があったものの、売り一巡後は切り返し、上げ幅を拡大。その後は、騰勢を強めるプライム市場に引っ張られる形で上昇し、堅調推移が続いた。直近売られた一部バイオベンチャーが買われたことで、短期資金の打診買いも入り、投資家心理も安定。4日ぶり反発となる661ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ジーエヌアイ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0216000?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><2160></a>やサンバイオ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0459200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4592></a>などが上昇した。《SK》