日産、NV200バネットを一部仕様向上 新グレードも追加 12月15日発売へ

2025年11月8日 19:05

 日産自動車は7日、商用バン「NV200バネット」の一部仕様を向上し、新グレードも追加して12月15日に発売すると発表した。NV200バネットをベースとした車中泊仕様の「マルチベッド」やライフケアビークル「チェアキャブ」、商用特装車「ワークユースビークル」シリーズも一部仕様向上したうえで同日に発売する。

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 NV200バネットは、大容量の荷室空間や走りやすさなどが特徴。荷物の積み込みが容易である点に加え、小回りの利きやすさや優れた燃費性能などが好評を得ている。

 今回の仕様向上では、主に安全装備や利便性が強化された。スムーズな運転をアシストする「先行車発進お知らせ機能」や、運転中の使い勝手の良さがポイントの「ドアロック連動格納機能付ドアミラー」、車線変更のサポート機能である「コンフォートフラッシャー」などを全グレードに標準装備した。

 さらにVXやGX、16X-2R、16X-3Rには、サイドターンランプ付ドアミラーを装備。右左折時のターンランプが見やすくなり、安全かつスムーズな運転がしやすくなった。

 インテリアも一部装備を見直し、車内の快適性を向上させた。全席抗菌仕様とし、運転手と助手席には「スパイナルサポート機能」を追加。背もたれパッドを中折れにして、胸郭や骨盤を支えることで、背骨の負担を軽減している。

 また車のカスタマイズを楽しみたい顧客を意識し、VXやGX、16X-2R、16X-3Rの4モデルに新グレード「Outdoor Black Edition」を設定。ボディカラーはサンドベージュモノトーンで、前後バンパーやドアハンドルなどのブラックカラーがアクセントになっている。希望小売価格は236万3,900円~313万1,700円。

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