サンフレッチェ広島が優勝　サッカールヴァンカップ

2025年11月1日 15:36

　1日、サッカーのYBCルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、サンフレッチェ広島が柏レイソルに3-1で勝利した。広島は3年ぶり2度目の優勝。

　J1のリーグ戦において、広島は35試合26失点と特に失点が少なく、一方で柏はパスワークからの攻撃により優勝争いをしている。盾と矛の1点を争う対決が注目であった。

　試合は序盤こそ一進一退の攻防であったが、広島が前半25分に先制すると前半だけで3点を奪い、後半の柏の攻撃を1点に抑えて完勝した。

　前半25分、広島はロングスローを荒木隼人がPA中央で直接ヘッドで合わせて先制する。前半38分、広島はPA手前中央付近からの東俊希のFKが直接ゴール右上に吸い込まれる。

　さらに前半47分、広島は再びロングスローからゴール前で競り合った佐々木翔が後方にパスを出すと、フリーのジャーメイン良がPA内左足で豪快にゴール左上に突き刺し3点目を奪う。

　大量点をリードされた柏は、後半からエースの細谷真大ら3人を投入、巻き返しを図るも広島の守備を崩し切れない。

　後半36分、柏は細谷がPA内までボールを持ち込みDFと競り合いながら左足でゴールを決め1点を返す。その後も柏はボールを前に進めようとするも、ここから2点を返すには至らなかった。