内海造船や名村造船が高い、政府による造船業の復活案が伝えられ期待強まる

2025年6月20日 13:15

■国が造船所を新設・再建し、既存の造船設備の更新などを担う、と伝えられる

 内海造船<7018>(東証スタンダード)は6月20日の後場、一段と強含んで始まり、13時にかけて5%高の5810円(290円高)まで上げて出直りを強めている。午前10時頃、日経電子版が「『国立造船所』建設を検討、政府・自民、造船業復活へテコ入れ」と伝え、材料視されている。名村造船所<7014>(東証スタンダード)も高い。

 報道によると、「政府・自民党は国内の造船業を復活させるための政策パッケージを策定する検討に入った」とされ、「国が造船所を新設・再建し、既存の造船設備の更新などを担うことで建造能力を増強する案が浮上」「同じく造船業の再建をめざす米国への協力を視野に国内の産業基盤を整える」という。造船各社にとっては、国の支援で設備の更新などが可能になる可能性があるため期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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