キッズウェル・バイオが年初来の高値、厚労省の「バイオ後続品」支援事業に採択され注目強まる

2025年5月22日 11:23

■アルフレッサHD、カイオム・バイオSと3社共同で申請

 キッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)は5月22日、一段高となり、8%高の186円(15円高)まで上げた後も185円前後で売買され、連日、年初l来の高値に進んでいる。直近の買い材料とすぃては、22日付で厚生労働省の「バイオ後続品国内製造施設整備支援事業」の助成対象に採択されたことを発表しており、日経平均の315円安などと主力株がさえないこともあって注目が強まっている。

 発表によると、この助成事業には、アルフレッサHD<2784>(東証プライム)、カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース)と、厚生労働省「医療施設等施設整備費補助金(バイオ後続品国内製造施設整備支援事業)」に係る公募に3社共同で申請を行い、2025年5月21日付で採択された。今後、キッズウェル・バイオの取引先で台湾のバイオ医薬品製造受託機関Mycenax Biotech Inc.を加えた4社の協働により、バイオ後続品の原薬・製剤製造施設の国内候補地での整備を含むバイオシミラー事業を推進して行くとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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