NICTの業務委託先がノートPC紛失、実施されていた情報漏洩対策の詳細公開
2023年9月27日 06:26
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は9月21日、業務委託先であるTBSグロウディアが、NICTのセキュリティ人材育成プログラム「SecHack365」の2023年度受講生の情報を含むノートPCを9月16日に紛失したことが判明したと発表した。TBSグロウディアは警察署に遺失届を提出したが、現時点でノートPCは見つかっていない(NICT)。 このノートPCにはSecHack365の2023年度受講生の氏名、フリガナ、受講コース・ゼミの情報が保存されている。ただ、情報漏洩対策がされていたため、情報の不正使用の兆候は確認されていないという。情報漏洩対策としては、以下の措置が取られていたという。 ・OSのディスク暗号化機能の有効化とPINによるデータの保護 ・OSへのログインパスワードの長さと複雑さの確保 ・OSへの2段階認証の設定(トークンなどの紛失はない) ・商用のIT資産管理ツールの導入によるログ管理 ・紛失時にノートPCがシャットダウンし、OSからログオフされていたこと 以上の措置により、情報漏洩の危険性は最小限に抑えられたが、引き続き対策の強化に努めるとしている。
関連記事
最新記事
- Google DeepMindからトップ研究者6名がMetaやOpenAIらへ移籍、背景に「商用コーディング重視」への戦略転換か
- 「宇宙AIデータセンター」は実現するか? ソフトバンク孫氏がSpaceX構想のコストと遅延を疑問視
- 【未確認】カルパシー氏の作とされる「CLAUDE.md」10原則が流出か、AIコーディングの自律ループを制御する新ルール
- 米商務省、Anthropicの「Claude Mythos 5」を重要インフラ防衛向けに限定復旧、一般向けの「Fable 5」は停止継続
- 投機的デコーディングの限界を突破、新手法「DFlash」がBlackwell GPUで15倍のスループットを達成