日本エム・ディ・エムの米国子会社、Naviswiss社製整形外科用手術ナビゲーションシステムを米国医療施設向けに導入

2023年4月3日 12:42

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)の米国子会社であるOrtho Development Corporation(ODEV社)は3月30日、Naviswiss社(本社:Brugg Switzerland)製整形外科用手術ナビゲーションシステムを米国医療施設向けに導入すると発表。

 Naviswiss社ナビゲーションシステムは、人工関節置換手術の際に使用する整形外科用手術支援システム。

 人工股関節置換手術用ナビゲーションシステムNaviswiss Hipは、術前計画ソフトであるNaviplanにより作成された術前手術計画をNaviswissシステムに転送し人工股関節置換手術中に使用することにより、寛骨臼(骨盤側の骨)コンポーネントの角度、大腿骨ステムの脚長差など、インプラントの適切な設置位置を手術中に確認出来るようになることから、医療従事者がより精度の高い人工股関節置換手術を行うことが可能となる。

 また、人工膝関節置換手術用ナビゲーションシステムNaviswiss Kneeを人工膝関節置換手術中に使用することで、理想的な下肢アラインメント、手術中に骨の切除量、膝関節の可動域の確認が可能となることから、医療従事者がより精度の高い人工膝関節置換手術を行う事が可能となる。

 ODEV社が、医療従事者にNaviswiss社ナビゲーションシステムを提供することにより、米国におけるODEV社の人工関節製品の販売拡大が期待できる。

 Naviswiss Hipは、2024年3月期第1四半期に導入予定、Naviswiss Kneeは2024年3月期後半に導入を予定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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