大阪金見通し:下落か、地政学リスクの後退映すも下値は堅い展開へ

2022年11月17日 07:45

*07:45JST 大阪金見通し:下落か、地政学リスクの後退映すも下値は堅い展開へ
大阪取引所金標準先物 23年10月限・夜間取引終値:7933円(前日日中取引終値↓18円)

・想定レンジ:上限7980円-下限7900円

17日の大阪取引所金標準先物(期先:23年10月限)は下落しそうだ。ポーランド領内にミサイルが着弾し2人が死亡した事件を巡り地政学リスクの高まりが警戒されたが、その後、ロシアによる攻撃の可能性は低いとの見方が伝えられたことから警戒感が後退し、安全資産とされる金は売られやすい地合いとなっている。一方、米長期金利が低下していることから、金利のつかない資産である金の投資魅力向上が意識され、こうした動きや心理を映し、今日の金先物はやや売りが優勢ながら下値は堅い展開となりそうだ。《FA》

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