高千穂交易 Research Memo(4):システムとデバイスに加え、クラウドサービス&サポートが第3の柱に(2)
2022年6月28日 15:34
*15:34JST 高千穂交易 Research Memo(4):システムとデバイスに加え、クラウドサービス&サポートが第3の柱に(2)
■事業概要
4. 競合、特色、強み
高千穂交易<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0267600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><2676></a>は非常に多くの商品を取り扱っており、それぞれの分野に競合商品が存在する。しかし、事業全体において同様な事業展開をする企業がないため競合会社を特定することはできない。あえて個別分野での競合会社を挙げれば、商品監視システムでのチェックポイントジャパン(株)、スライドレールでの日本アキュライド(株)(両社とも米国の日本法人)、半導体では規模は異なるが半導体専門商社など。また、オフィスソリューション関連ではシステム会社などと競合する。
同社の最大の特色は専門性の高い商材を扱っている点だろう。そのため営業社員であっても技術的に高い専門性・知識を持っており、同社の社員の40%以上が技術系出身者で、ある意味で専門的なプロ集団とも言える。システム事業とデバイス事業を展開する同社は、売上規模は大きくはないが、売上総利益率は25%前後となっており、一般的な半導体や電子部品商社の売上総利益率(約10~15%)と比べて高くなっている。
高い専門性を備えた社員が多く、顧客のニーズに基づき最適なソリューションを提供する提案型コンサルティング営業ができるのも同社の特色であり強みだろう。また、知識や技術以外にも個々の従業員が問題・課題に真摯に取り組むため、顧客からの信頼も厚く、そのような専門性・特殊性は売上総利益率に現れている。
詳細は後述するものの、2023年3月期から、「新中期経営計画」に沿って一部セグメント及びサブセグメントの変更および名称変更を行っている。
セグメント変更については、前期まで「システム事業」に含まれていたサブセグメント「サービス&サポート」を、「成長性」と「収益性」の観点から同事業を「成長事業」と位置付け、新たに「クラウドサービス&サポート」セグメントとして切り分けた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《ST》
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