日経VI:小幅に低下、売り一巡後は株価堅調で警戒感が緩和

2022年5月6日 16:00


*16:00JST 日経VI:小幅に低下、売り一巡後は株価堅調で警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.10(低下率0.36%)の27.73と小幅に低下した。なお、高値は29.32、安値は27.73。昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後の売り一巡後は日経225先物は底堅く、その後、上げに転じ、午後は堅調に推移したことから、市場では、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に緩和し、プットが手仕舞い売りに下げ、日経VIは上昇幅を縮め、取引終了前に低下に転じた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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