エディオンはニトリHDとの資本業務提携が好感され大きく出直る

2022年4月28日 10:14

■LIXILが保有するエディオンの株式全部をニトリHDが取得へ

 エディオン<2730>(東証プライム)は4月28日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高の1168円(79円高)まで上げ、今年3月30日以来の1150円台に復帰している。27日の15時、ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東証プライム)との資本業務提携を発表し、期待が先行する形になった。商品の相互交流と商品ラインアップ拡充、EC事業でのシナジー創出などを進める。ニトリHDも高い。

 発表によると、資本業務提携では、LIXIL<5938>(東証プライム)が保有するエディオンの株式全部をニトリHDが取得する。これにより、エディオンはLIXILとの資本関係を解消するが、業務提携契約は引き続き継続するとした。ニトリHDが取得する株式は普通株式896万1000株(21年9月30日現在の自己株式を除く発行済株式総数に対する割合8.60%)。取得実行日を2022年5月13日(予定)。さらにニトリHDは市場外相対取引又は市場買付により、エディオンの株式を146万3900株(同1.40%)を追加取得する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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