アステラス製薬が一段高と出直る、研究活動を公開後は下げた日が一日しかない続伸基調

2022年4月8日 10:35

■全体相場が安い日はディフェンシブ株とされて高く「二刀流」の上げ方

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は4月8日、一段高と出直って始まり、取引開始後は4%高の2935.0円(103.0円高)まで上げ、3日続伸基調となっている。昨日まで日経平均などが大幅続落となった局面では、ディフェンシブストックとして医薬品株に退避資金が入ったとされ、その中でも値動きが強いとして注目し直される様子がある。

 また、4月1日付で、ホームページの「ニュース/お知らせ」コーナーに「研究活動に関するページを公開」を掲載。株価は翌日以降、安かった日が一日しかない続伸基調となっている。同6日には、「26年3月期の研究開発費6割増、先端分野投資」(4月5日配信の日経速報ニュース)と伝えられた。ディフェンシブ性と研究開発への期待が相乗し「二刀流」の上げ方だとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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