伊海軍、元空母現ヘリ揚陸艦をロケット打ち上げプラットフォームに改装へ

2022年1月21日 08:52

1985年にイタリア海軍に就役、今年には運用終了を予定していたイタリア海軍のヘリコプター空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」が衛星打ち上げロケットのためのプラットフォームへと改装されるという。この計画は「SIMONA」(Italian System for NAve Orbit)と名付けられ、ガリバルディを低軌道(高度約600km)衛星の発射台として使用するために必要な技術条件を検証していくとしている(Difesa OnlinSMS Engineering[PDF])。 すでにアメリカ、ロシア、中国は同様の曳航式のプラットフォームを用いた衛生打ち上げ能力を所有しているという。昨年のStrategyPageの記事によれば、イタリアは、固体燃料ロケットの打ち上げに対応する斬新な新設計をガリバルディに採用する予定であるという。一部の潜水艦で採用している発射管/サイロを備えた浮遊プラットフォームに類似したものになるだろうとしている(StrategyPage)。

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