Windows 11、レジストリキーにASCII外の文字使用するアプリと互換性の問題

2021年10月14日 17:21

headless 曰く、 サブキーを含むレジストリキー名で ASCII 以外の文字を使用するアプリと Windows 11 との間に互換性の問題が確認されたそうだ (Windows 11 の既知の問題と通知BetaNews の記事Softpedia の記事)。

影響を受けるアプリは開けなくなるほか、BSOD が発生する可能性もあるという。また、影響を受けるレジストリキーに ASCII 以外の文字が含まれている場合は修復できない可能性もあるとのこと。そのため、影響を受けるアプリのインストールされたデバイスでは Windows 11 の提供が保留されており、問題が解決するまで強制的なアップグレードを実施しないことも推奨される。

組織で更新コンプライアンスを利用している場合、Cốc Cốc Browser のあるデバイスのセーフガード ID は 35891494、Aplicação Autenticação.gov のあるデバイスのセーフガード ID は 36632506 とのこと。

ただし、これらのアプリを実際にインストールして起動してみたが、問題は発生しなかった。これらのアプリが作成するレジストリキーはそれぞれ「HKCU\Software\CocCoc」「HKCU\Software\PTEID」であり、サブキーを含めて ASCII 以外の文字が使われている部分はない。Cốc Cốc は本件を受けた検証記事を公開し、特に問題は見つからなかったと説明している。

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