みずほの8月システム障害、特定型番のHDDでの不調などが要因との報告
2021年10月11日 17:05
みずほ銀行と持ち株会社のみずほFGは8日、金融庁にシステム障害の調査結果を報告した。これに合わせて記者会見を行い、8月から9月に発生した4件の障害に関しての原因説明を行っている。8月20日に発生した大規模障害は、データセンターのHDDが一因で故障率が上がっていたのに見落としたことが影響したという。またバックアップシステムへの切り替えに関しても、障害対応時のマニュアルの内容が不十分でバックアップ体制が適切に機能しなかった。こうした影響により復旧に15時間を要したとしている(日経新聞、産経新聞、読売新聞、テレ朝NEWS)。 故障したHDDに関しては、同一製品で読み取り不良などが今年は昨年に比べて2倍くらいのペースで起きていた。この製品は2015年に導入していたが、一定の年月が過ぎた段階でこの型番に偏った形で故障率が高くなっていた。この会見の中で、同行の石井哲執行役が、ディスク装置が2重に故障することは極めてまれ。「ITベンダーからは4000年に1回と言われた」という発言があったことが話題となっている。いくらなんでも4000年持つものは存在しないだろうとするもので、SNSなどでは単体のHDDのMTBF(平均故障間隔)を、ミラーリングしているため自乗したものではないかなどといった憶測が出ている(日経クロステック、Twitter)。 なお9月8日に100台以上のATMが一時停止した件では、ネットワーク機器に静電気などが生じエラーが発生したと見ているとのこと。
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