楽天モバイル、180日間無使用の回線を利用停止できるよう約款改定へ

2021年6月3日 17:33

楽天モバイルは6月1日、契約約款を7月1日から変更することを発表した。契約1回線目での利用が180日間なかった場合、楽天モバイルから事前に通知を行った上で利用停止できるようになる(楽天モバイルリリース)。 同様の記述は料金プランのページなどに『"※ご契約1回線目において、一定期間以上回線のご利用がない場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。』とあったほか、ケータイ Watchのインタビューで三木谷氏は『回線を持ったまま全く使わなくなった「休眠回線」については「管理コストもかかるためにどこかの段階でやめていただくことになると思う」』と話しており、今回の措置はあらかじめ想定されたものだったと思われる(ケータイ Watch)。 ITmediaの記事によれば、『全く使用されていない場合』の具体例に関しては、利用停止は「Rakuten UN-LIMIT VI」の1回線目、月額0円から利用できる契約のみが該当するという。この回線が連続する180日間において全く使用されていない場合、利用停止が行われる模様。Rakuten UN-LIMIT VIでは月間通信容量が1GB以下の場合、月額0円であるため、1GB以下の通信をしていれば、利用停止になることはなさそうだ(ITmedia)。 このほかこれまで徴収していなかったユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料について、他社同様に負担を求めることも発表している。ただし、「プラン料金1年間無料キャンペーン」か「プラン料金3カ月無料キャンペーン」の適用期間中は請求が発生しない。キャンペーンが終了しているユーザーでも、『1回線目において、データ利用量が1GBまでの月(プラン料金が0円となる月)』は請求しないとしている。2回線目以降の扱いなどに関しては詳細が明記されていない部分もあるようだ(楽天モバイルリリースその2)。 

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