後場の日経平均は581円高でスタート、レーザーテックやソニーGが高い

2021年5月14日 13:04


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28029.33;+581.32TOPIX;1883.58;+34.54


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比581.32円高の28029.33円と前場終値から上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は上げ幅を拡大。アジア市場は値上がり目立つ。為替は1ドル=109円50銭台と朝方から円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が大幅上昇した流れを受けて、反発となった。後場の日経平均は、前場終値より上げ幅を拡大してスタート後は、28000円を挟んだ値動きでの推移となっている。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が1160円高で日経平均に対して41円のプラスの寄与度、東京エレクトロン<8035>が1640円高で同59円のプラスの寄与度となり、相場をけん引しているようだ。東証1部の売買代金上位30銘柄では値下がりが2銘柄となっている。緊急事態宣言の対象地域が広がることで、政府の財政出動に対する期待感が高まり相場を下支えしているようだ。

 セクター別では、精密機器、その他金融、鉱業、海運業などが上昇率上位となっており、一方、パルプ紙、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング、ソニーG<6758>、東京エレクトロン、レーザーテック<6920>が高く、日本製鉄<5401>、セコム<9735>が安い。《CS》

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