後場の日経平均は26円安でスタート、任天堂やレーザーテックが安い

2021年3月8日 12:55


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28838.25;-26.07TOPIX;1900.01;+3.83

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前営業日比26.07円安の28838.25円と前引け値(28926.03円)からマイナス圏に転じて取引を開始した。ランチバスケットは差し引き10億円の売り越しとの観測。また、ランチタイムの日経225先物は軟化気味の推移だった。前場の日経平均は市場想定通り買い戻しの動きが先行したものの、買いが一巡すると前引けにかけて失速する展開となっていた。後場の日経平均はマイナスに転じており、改めて手掛けにくさが意識されている。とはいえ、大きく売り込む動きともならず、その後は前週末終値水準にまで押し戻す展開に。

 売買代金上位では、三菱UFJ<8306>と武田薬<4502>の他、野村<8604>、キヤノン<7751>、国際帝石<1605>などが上昇。一方、任天堂<7974>や日本電産<6594>、レーザーテック<6920>、エムスリー<2413>、村田製作所<6981>は下落。業種別では引き続き資源関連が強い反面、その他製品、電気機器、ゴム製品などがマイナス圏の上位となっている。《CS》

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