【株式市場】NY最高値など受け日経平均は2万7000円を回復後も時間とともに急伸し大幅高

2020年12月29日 12:47

◆日経平均は2万7292円37銭(438円34銭高)、TOPIXは1806.84ポイント(18.80ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なく4億7174万株

 12月29日(火)前場の東京株式市場は、NY株式の主要3指数がそろって最高値を更新したことなどを受け、日経平均は取引開始直後に29年ぶりの2万7000円台に乗った。その後も時間とともに100円幅で上げ、11時にかけて444円19銭高(2万7298円22銭)まで一段高。前引けも同水準で推移。前半はトヨタ(東1)やソニー<6758>(東1)などが先導し、後半はソフトバンクグG<9984>(東1)などの高寄与度銘柄が先導した。

 大日本住友製薬<4506>(東1)が活況高となり、米国子会社とファイザーの提携など好感。鉄人化計画<2404>(東2)はラーメン事業が健闘とされ昨日まで8日続落だったこともあり急反発ストップ高。エードット<7063>(東マ)は12月締めの上期業績への期待再燃とされ活況高。オーネックス<5987>(JQS)は風力発電機の回転部の熱処理など手掛け洋上風力発電拡大の期待などで大幅続伸。

 29日上場のオンデック<7360>(東マ)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1550円を75%上回る2720円の買い気配となっている。

 東証1部の出来高概算は少なく4億7174万株、売買代金は1兆25億円。1部上場2187銘柄のうち、値上がり銘柄数は1494銘柄、値下がり銘柄数は595銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、空運、サービス、陸運、医薬品、保険、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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