新日本製薬 Research Memo(5):潤沢なキャッシュを活用し、成長戦略を推進する機動的な投資を実行

2020年12月24日 16:15


*16:15JST 新日本製薬 Research Memo(5):潤沢なキャッシュを活用し、成長戦略を推進する機動的な投資を実行
■新日本製薬<4931>の業績動向

3. 財務状況
2020年9月期末における総資産は19,956百万円となり、前期末比1,380百万円増加した。主に、現金及び預金の増加1,695百万円、有形固定資産の増加157百万円、無形固定資産の減少183百万円等によるものである。負債は5,688百万円となり、前期末比128百万円減少した。主に、未払法人税等の減少217百万円のほか、長期借入金の返済173百万円、買掛金の増加93百万円等によるものである。純資産は14,267百万円と、前期比1,508百万円増加した。主に、当期純利益の計上2,122百万円、配当金の支払いによる減少378百万円、自社株式の取得による299百万円の減少があった。自己資本比率は71.2%となり、2019年3月期の68.7%から2.5ポイント上昇している。

ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)は12,271百万円と前期末比1,695百万円増加となり、成長投資に向けた潤沢な現金及び預金を保有している。営業活動によるキャッシュ・フローは2,920百万円収入となった。税引前当期純利益で3,180百万円、売上債権で306百万円の減少及び法人税等の支払いによる1,266百万円の支出などがあった。投資活動によるキャッシュ・フローは367百万円の支出となった。固定資産の取得による348百万円の支出、投資有価証券の取得による54百万円の支出のほか、投資有価証券の売却による32百万円の収入などもあった。財務活動によるキャッシュ・フローは851百万円の支出となった。主な要因は、配当金の支払額377百万円、自己株式の取得による支出300百万円、長期借入金の返済による支出173百万円となる。税引前当期純利益増と売上債権減少を主な要因として営業キャッシュ・フローが増加し、フリー・キャッシュ・フロー(純現金収支=FCF)は2,553百万円となった。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)《EY》

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