総務省、MNP手続き開始後の引き止めを禁止に ユーザーの意思表示ルールを規定

2020年10月28日 08:59

総務省は有識者会議「競争ルールの検証に関するWG」で、携帯番号ポータビリティ(MNP)利用時に、携帯事業者によるユーザー引き止めを禁止する方策を検討している。23日にこの内容を議論する第10回会合が開催された(総務省ケータイ Watch)。 総務省は「MNPに関する過度な引き止めに関する運用について(案)[PDF]」という形で現行案をまとめている。内容としては、ユーザーがMNPをする意思を明確に持っていることを確認する選択肢とルールを用意し、意思確認が取れた後は一切の勧誘行為を禁止するとしている。 例えばMNP受付のトップページで「MNPの予約番号の発行」と「MNPに関する問い合わせ」の二つの選択肢があり、MNPの予約番号の発行を選択した場合は、MNPを行う意思表示が示されたと判断するという感じになる模様。 

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