映画「ビリギャル」から学ぶ最短で勉強の結果を出す方法

2020年10月2日 15:56

 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』通称「ビリギャル」は、坪田塾を経営する坪田信高が書いたノンフィクション作品である。そのインパクトの大きさから一世を風靡し、映画化もされた。今回はそのビリギャルから、子供が短期間で受験や試験の結果を出す方法を紐解いていこう。

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■受験勉強が始まるまでは好きなことさせる

 ビリギャルの主人公さやかは、中高一貫校に入ってからは中学でも高校でも全く勉強をしていなかった。さやかの母は小学校でクラスに馴染めず苦しんでいたさやかを心配して、中高の6年間は好きなことをさせようと決めていたのだ。そのせいでさやかの偏差値は30まで下がるのだが、思いっきり遊ばせてもらえた経験がその後の爆進に繋がったと言えるだろう。

 コツコツと周囲に後れを取らないように勉強することは確かに理想的だ。しかし、本当にやりたいことを我慢して勉強させることは大きなストレスとなる。コツコツと積み上げていったのが知識だけでなくストレスともなれば、大事な受験の時期に力尽きてしまうかもしれない。本人がその気になれば勉強の穴埋めはすぐにできるので、受験が近づいていなければ好きなことをさせるのが良いだろう。

■現在の学力に合った教材で勉強する

 さやかは最初に小学4年生のドリルから勉強を始めている。これは一見変わった方法のように思えるが、本人の学力にあった教材を選ぶことは極めて重要だ。もし高校の教材を使っていたら、難しすぎてすぐに勉強のモチベーションがなくなってしまっていただろう。教材は目標ではなく、今の学力に合わせたものを選ぶことが大切なのだ。

■周囲が心から信じて応戦する

 さやかは坪田先生や母親が心から信じてくれていたことも慶應合格への力になったようだ。担任や父親から無理だと言われても、坪田先生がそれに反対して応援してくれる姿を見て絶対に合格しようと強く思えたのである。

 身近な人が自分のことを信じてくれいているかどうかを、子供は敏感に感じ取る。何気ない普段の声かけや態度が子供を勇気付けるのだ。成績が下がると子供に勉強を頑張って欲しいと願うだろう。それでも焦らずにこの子の未来は明るいと親や先生が信じてあげることが、大事ではないだろうか。(記事:双風サキ・記事一覧を見る

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