大阪金概況:上昇、米中対立激化など警戒し終値でも7000円台乗せ

2020年8月7日 16:07


*16:07JST 大阪金概況:上昇、米中対立激化など警戒し終値でも7000円台乗せ
大阪取引所金標準先物 21年6月限・日中取引終値:7000円(前日日中取引終値↑56円)

・推移レンジ:高値7032円-安値6953円

7日の大阪取引所金標準先物(期先:21年6月限)は上昇した。昨日の米株高を受けた東京市場だが、企業業績の先行き不透明感から売り優勢の展開となった。また、アザー米厚生長官の台湾訪問を巡り米中対立が一段と激しくなっていることも警戒され、安全資産とされる金への資金流入が加速した。金先物は騰勢を強め、ナイトセッションでつけた高値(7015円)を一時上回った。明日から3連休となることもあり、午後は利益確定売りに押される場面もあったが、終値として初めて7000円台に乗せて取引を終えた。《YN》

関連記事

最新記事