茨城・五浦海岸に巨大油ガス田の痕跡が見つかる 茨城大・北大の研究チーム

2020年7月17日 08:55

やや旧聞に類する話になるが、茨城大学と北海道大学の研究チームによると、茨城県北茨城市の五浦海岸(いづら)には1650万年前に大規模な油田・ガス田があったという。五浦海岸には奇岩岩礁が広がっているが、この岩礁の成分を分析したところ天然ガス由来と分かったそうだ(茨城大学北海道大学日経新聞ニュースイッチ)。 研究チームのの推定では、可採埋蔵量950億立方メートル以上の巨大ガス田に匹敵する油ガス田だったとしている。この幻の「五浦油ガス田」には、原油も存在していたと考えられているという。この茨城県沖は地下資源探査の対象海域であることから、今後の資源探査の進展に期待できる可能性もあるという。 

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