後場の日経平均は229円安でスタート、ソフトバンクGやソニーなどがさえない
2020年3月11日 13:01
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19638.04;-229.08TOPIX;1402.46;-4.22
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比229.08円安の19638.04円と前引け値(19707.63円)から下げ幅をやや広げて取引を開始。ランチバスケットは差し引き20億円の売り越しとの観測、ランチタイムの日経225先物は19568-19700円(ストラテジー取引)での推移となっており、日経平均は前引け値から下方で寄り付いた。前日に好感された米国の給与税免除の実現性に対して次第に懐疑的な見方が広がっているほか、新型コロナの世界的な感染拡大もなお終息が見通せないなか、総じて資金の逃げ足は速まっている。また、午前中から軟調推移の続くアジア株式市場を背景に、海外短期筋による断続的な指数先物への売りも続いているもよう。
業種別では、サービス業や不動産業、医薬品がさえない一方で、電気・ガス業や水産・農林業、ゴム製品は堅調。売買代金上位銘柄では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、東京エレクトロン<8035>、KDDI<9433>、武田薬<4502>、NTTドコモ<9437>がさえない。一方で、三菱UFJ<8306>、資生堂<4911>、三井住友<8316>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、みずほ<8411>は堅調。《HH》