パナソニックが高値を更新、第3四半期減益だが米国で7%高となり好感される

2020年2月4日 09:33

■トヨタ自動車と車載電池の合弁会社も発表

 パナソニック<6752>(東1)は2月4日、上値を追って始まり、取引開始後に9%高の1174.0円(98.5円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。

 3日の取引終了後に第3四半期連結決算とトヨタ自動車<7203>(東1)との車載電池合弁会社の設立を発表し、売上高は前年同期比17.9%減の5兆7556.34億円、営業利益は同17.8%減の2406.73億円だったが、これを受け、米国株式市場でパナソニックが7.2%高と急伸し、米国勢の評価は「買い」となったことなどが注目されている。

 3月通期の見通しは従来予想を据え置き、売上高は7兆7000億円(前期比3.8%減)、営業利益は3000億円(同27.1%減)、予想1株利益は85円75銭。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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