ボイジャー2号、ついに太陽系から離れる

2019年11月7日 09:28

 p>NASAが1977年に打ち上げた宇宙探査機「ボイジャー2号」が2018年11月5日に太陽系を離れていたことが判明した(soraeNHKAFP読売新聞)。

 ボイジャー2号から送られてきたデータを分析したところ、2018年11月5日、太陽から約178億km離れた場所にボイジャー2号が到達した際、太陽から放出されるプラズマ(太陽風)が減少し、一方で「銀河宇宙線」が増加したことが分かったという。このことから、この日にボイジャー2号が太陽系から離れたと推測できるようだ。

 なお、どこまでが太陽系かという点には議論があり、「太陽風の影響を受ける場所」が太陽系であるという主張と、太陽系の外側に存在すると言われているオールトの雲までが太陽系との主張があるようだ。そのため、今回の件については「太陽圏を脱出」との表現もあるようだ。

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