ウエストホールディングスは調整一巡、19年8月期大幅増収増益予想

2019年6月27日 09:11

　ウエストホールディングス<1407>(JQ)は太陽光発電を軸にトータルエネルギー事業を展開している。19年8月期大幅増収増益予想である。株価は5月の年初来高値から急反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■太陽光発電を軸にトータルエネルギー事業を展開

　太陽光発電を軸にトータルエネルギー事業を展開している。セグメント区分は再生可能エネルギー事業、省エネルギー事業、電力事業、メンテナンス事業としている。

　19年8月期の連結業績予想は、売上高が18年8月期比24.6%増の654億20百万円、営業利益が15.4%増の57億39百万円、経常利益が15.0%増の52億39百万円、純利益が27.7%増の34億05百万円としている。

　第2四半期累計は売上高が前年同期比41.2%増収、営業利益が2.6倍増益だった。再生可能エネルギー事業が減益だったが、省エネルギー事業と電力事業が大幅増収効果で黒字化した。

　第2四半期累計の進捗率は売上高45.6%、営業利益35.5%だが、通期ベースでも好業績を期待したい。

　株価は5月の年初来高値から急反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。6月26日の終値は1072円、今期予想連結PERは約8倍、時価総額は約292億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)