【株式市場】日経平均は上げ幅200円台を保ち5月29日以来の2万1000円台

2019年6月10日 15:43

◆日経平均は2万1134円42銭(249円71銭高)、TOPIXは1552.94ポイント(20.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億6307万株

 6月10日(月)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が再び盛り返して14時頃に本日の高値をつけたほか、資生堂<4911>(東1)は一段とジリ高傾向を続けるなど、主力株に強さが見られた。日経平均は前比家より25円ほど低い203円高で始まり、14時頃に281円41銭高(2万1166円12銭)まで上げた。大引けも上げ幅200円台を保ち、5月29日以来の2万1000円台を回復した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均もしっかり。一方、2部指数は前引けから小安い。

 後場は、ソニー<6758>(東1)などが一段とジリ高基調になった。サトウ食品工業<2923>(東2)は今日、10日に決算発表を予定とされて期待高となり、ソフトマックス<3671>(東マ)は6月末に株式3分割を行うとの発表が好感されて活況高。ジェイ・エスコムHD<3779>(JQS)は中国最大級のインフルエンサーマーケティング企業都の提携が注目されて朝から大引けまで買い気配のままストップ高。システムD<3804>(JQS)は上期業績予想の増額修正が注目されて朝から大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億6307万株(前引けは5億1214万株)、売買代金は1兆9516億円(同8263億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1783(同1663)銘柄、値下がり銘柄数は294(同376)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは銀行を除く32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、繊維製品、石油・石炭、電気機器、精密機器、化学、鉱業、パルプ・紙、電力・ガス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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