Jトラストが5日続伸、インドネシア事業の再構築などに期待強まる

2019年5月9日 16:36

■三菱UFJ銀行がインドネシアの商銀に戦略出資し同国での展開に安心感も

 Jトラスト<8508>(東2)は5月9日の後場、一段と強含んで5%高の403円(19円高)まで上げ、5日続伸基調の出直り継続となっている。今期はインドネシアの金融事業で貸倒引当金を計上し再構築の途上だが、これを発表した2月中旬に株価が1週間で2割強の値上がりを演じたことがあり、3月決算を発表する5月13日に向けて期待が再燃したとの見方が出ている。

 国内で債務保証事業などを行うほか、韓国とモンゴルで貯蓄銀行事業などを展開し、東南アジアでもインドネシアの連結子会社PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(BJI)などで金融事業を展開する。株価材料としては、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が4月29日付、5月8日付で、三菱UFJ銀行によるインドネシアの大手商業銀行バンクダナモンに対する戦略出資と、バンクダナモン、バンクビーエヌピーの合併完了について発表しており、同国での金融事業の展開に安心感を感じる投資家もいるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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