SpaceXのCrew Dragon宇宙船、無事地球へ帰還
2019年3月10日 16:41
SpaceXのCrew Dragon宇宙船が8日、国際宇宙ステーション(ISS)から地球へ無事に帰還した(NASAのプレスリリース、SpaceXのニュース記事、動画)。 Crew DragonはISSへのクルー輸送に向けた初の無人テストフライト「Crew Demo-1」ミッションで2日に打ち上げられ、翌3日にISSとドッキングしていた。8日にISSを離れたCrew Dragonはおよそ6時間後の日本時間22時45分、ケープカナベラル沖約370kmの大西洋上に着水。SpaceXが回収している。 今回のミッションでは民間による米有人宇宙船が初めて米国からISSに向けて打ち上げられ、初めてISSにドッキングした。また、米宇宙船が自律的にISSへドッキングするのも初めてであり、ISSとCrew Dragonのドッキングには新しい世界標準設計のアダプターが初めて使われている。このアダプターは将来のNASAの月探査ミッションでもOrion宇宙船が使用する計画とのこと。 SpaceXでは「乗客」のRipleyが集めたデータなど、今回のミッションで得たデータを処理したのちにCrew Dragonを改修し、夏に予定されているフライト中アボートテストと有人テストフライト「Crew Demo-2」ミッションに向けた準備を進める。NASA長官のジム・ブライデンスタイン氏は米民間宇宙船によるクルー輸送プログラムが一歩実現に近付いたとして、NASAとSpaceXのチームを祝福している。
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