防衛関連株が一斉高、北朝鮮でミサイル関連施設を再建する動きなど材料視

2019年3月8日 10:19

■全体相場が安いため思惑高しやすい材料株としてバイオ株などとともに注目も

 豊和工業<6203>(東1)は3月8日、4日続伸含みで始まり、取引開始後に987円(32円高)まで上げ、2日ぶりに昨年来の高値を更新した。防衛産業株の代表格のひとつで、引き続き、北朝鮮でミサイル関連施設を再建する動きがみられると伝えられたことや、中国の全人代(全国人民代表大会)で軍事費の拡大が伝えられたことなどが思惑材料になっている。

 石川製作所<6208>(東1)や日本航空電子工業<6807>(東1)も戻り高値に迫り、日本アビオニクス<6946>(東2)やアゼアス<3161>(東2)、細谷火工<4274>(JQS)、重松製作所<7980>(JQS)なども高い。全体相場が大きく下押しているため、思惑高しやすい材料株としてバイオ株などとともに注目する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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