若手囲碁棋士の間でAWSを使ったコンピュータ囲碁システムが流行

2019年2月26日 22:50

 若手囲碁棋士らの間で、Amazon.comのクラウドサービスであるAmazon Web Services(AWS)を使ってコンピュータ囲碁システムを構築し研究に利用することが流行しているという(ITmedia)。

 AWSを使った囲碁システムは、もともとコンピュータ囲碁を活用していた大橋拓文六段が始めたものだという。自宅でGPGPUに利用できるグラフィックカードを2枚搭載したPCを導入したところ、電力問題に遭遇し、そこからAWSを導入したそうだ。AWS開発者らの協力もあり、現在は「月に数千円から1万円程度」のコストでコンピュータ囲碁システムを利用できているという。

 さらに他の若手棋士らとコンピュータ囲碁を使った研究会を立ち上げ、ほかの棋士らもAWSベースのコンピュータ囲碁システムを使うようになっているそうだ。

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