冨士ダイスが出直り強める、連続最高益の見通しで売られ過ぎ感も

2019年2月20日 14:33

■営業利益の進ちょく率は第3四半期までで通期見通し額の80%に

 冨士ダイス<6167>(東1)は2月20日の後場一段と強含んで7%高の743円(48円高)まで上げ、取引時間中としては昨年12月10日以来、約2カ月ぶりに700円台を回復。戻り高値に進んだ。ほぼ1年前は1200円台だったが、業績は純利益が続けて最高を更新する見通し。さすがに売られ過ぎ感があるようだ。

 スマートフォン部品製造用の超硬工具や金型素材などを開発製造し、世界的なスマホ需要の動向などから、第3四半期までの累計連結営業利益は前年同期比11.5%減の10.53億円だった。しかし、3月通期の連結業績見通しは従来予想を継続し、営業利益の進ちょく率は通期見通し額13.0億円の80%に達した。通期の予想純利益は前期比2.9%増の9.6億円、1株利益は48円ちょうど。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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