NY株式:NYダウ15ドル安、利益確定の動きが広がる

2019年2月1日 07:00


*07:00JST NY株式:NYダウ15ドル安、利益確定の動きが広がる
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は15.19ドル安の24999.67、ナスダックは98.66ポイント高の7281.74で取引を終了した。昨日の株価上昇を受けて利益確定の動きが強まり、ダウ構成銘柄を中心に売りが先行。その後は米連邦準備理事会(FRB)による利上げ一時停止の方針が好感されたほか、米中貿易交渉への楽観的な見方が広がり、S&P500やナスダック総合指数が堅調推移となった。セクター別では、メディアや電気通信サービスが上昇する一方で素材や銀行が下落した。

SNSのフェイスブック(FB)は、過去最高益を更新したほか、北米での1日当たりアクティブユーザー数(DAU)が増加し大幅上昇。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、サブプライムローンに対する調査に関する司法省との合意や、債務削減強化を発表し急騰。一方で、化学メーカーのダウ・デュポン(DWDP)は、19年度の減益を予想し大幅下落。決済サービスのペイパル(PYPL)は、業績見通しを引き下げ軟調推移となった。

マーケット終了後にオンライン小売のアマゾン(AMZN)が発表した決算は、一株利益及び売上高とも予想を上振れた。

Horiko Capital Management LLC《FA》

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