第一稀元素化学工業が、ベトナム子会社にJFEシステムズ製原価管理システム「J-CCOREs(R)」を導入

2019年1月28日 16:10

■原価管理の精度向上および月次決算の短縮を図るため原価管理システムをリプレース

 JFEシステムズ<4832>(東2)は28日、第一稀元素化学工業が、ベトナム子会社にJFEシステムズ製原価管理システム「J-CCOREs(R)」を導入したことを発表した。

 第一稀元素化学工業は、自動車排気ガス触媒や燃料電池向けなどのジルコニウム化合物分野で世界シェアトップのメーカー。今回ベトナム子会社に、Excelで管理していた原価管理の精度向上および月次決算の短縮を図るため、原価管理システムをリプレースした。

■ノンカスタマイズ・3カ月という短納期での導入を実現

 製品選定に際しては、「多言語対応」、「多通貨対応で取り扱える金額の桁数」、「非累加法の原価計算」、「拡張性」、「低コスト導入」、「短期間導入」の6つを条件として複数製品を比較検討され、J-CCOREs(R)が採用された。複雑な条件分岐や繰り返しが発生するプロセス製造業特有の原価計算機能を備えたJ-CCOREs(R)は、第一稀元素化学工業のニーズにマッチし、ノンカスタマイズ・3カ月という短納期での導入を実現した。

 J-CCOREs(R)の導入により、チェックに約20日を要した月次決算が7日に短縮、決算の正確性・信頼性が向上し、習熟すれば、さらに作成期間を短縮できる見込み。また、J-CCOREs(R)のレポート機能を活用して、計画原価と実際原価の対比をするなど、経営分析にも活用されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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