ダイナムジャパンHD Research Memo(13):非財務(ESG)情報を積極開示し、長期投資家との対話ツールを充
2018年12月25日 16:13
*16:13JST ダイナムジャパンHD Research Memo(13):非財務(ESG)情報を積極開示し、長期投資家との対話ツールを充
2. ESG対応の状況
ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>は2018年5月29日にアニュアルレポート(「Annual Report 2018」)を開示した。香港証券取引所においては2017年よりESG情報の開示が義務化され、上場各社による非財務情報の開示が本格化している。同社のアニュアルレポートにおいても、前述のCSR活動を踏まえ、環境(E)、社会(S)に関する考え方や取り組みについての情報開示を充実させている。
また、同社のアニュアルレポートは「国際統合報告評議会」(IIRC)の定める国際統合報告フレームワークや、経済産業省が提唱する「価値協創のための統合的開示・対話ガイダンス」を意識した構成でまとめている。投資家と企業の一層の対話が望まれている環境下において、特にESGを含む長期的な視点を軸に企業価値の向上を目指すことが、長期投資家と企業双方の共通テーマとして認識されるようになってきている。同社の統合報告としての情報開示は、グローバルの長期投資家との対話姿勢を表すものとして評価したい。同社はまた、2018年7月にCSRレポート(「CSR Report 2018」)を開示しており、これもまた対話ツールとして重要な役割を果たすと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《MH》