Apple、iPad Proに出荷時点でわずかに曲がっているものがあること認める

2018年12月22日 23:31

AppleがThe Vergeに対し、2018年モデルのiPad Pro(新iPad Pro)の中には出荷時点でわずかに曲がっているものがあることを認め、それは異常ではないと述べたそうだ(The Vergeの記事Mac Rumorsの記事)。 11月に発売された新iPad Proは、特に強い力をかけたわけでもないのに曲がってしまったという報告や、箱から出した時点で曲がっていたという報告が発売直後から出ていた。Appleによれば、製造時に発生する新iPad Proのわずかな曲がりは金属とプラスチックのコンポーネントを冷却する過程で発生するものだという。そのため、時間の経過とともに悪化することはなく、パフォーマンスに影響を与えることもないとのこと。 新iPad Proの厚みは11インチモデル・12.9インチモデルともに、歴代iPad中最薄の5.9mm。それほど力を入れなくても簡単に折れてしまう様子を撮影した動画も公開されているが、iPhone 6/6 PlusでBendgate問題が発生した時ほど大きな問題にはなっていないようだ。なお、BendgateについてAppleは技術的な問題ではないと主張していたが、実際には発売前からの懸念事項であったことが裁判所文書で明らかになっている。

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