【銘柄フラッシュ】ジェネレーションパスが急伸しクリエイトは7日続伸

2018年12月17日 16:53

 12月17日は、ジャパンディスプレイ<6740>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり22.9%高。前週後半から週末にかけて中国資本を取り入れるとの観測報道や一部事業の売却観測などが出たため思惑買いが強まり、11月半ば以降は株価2ケタ台のため投機色も強いとの見方があり2日続けて大幅高。

 クミアイ化学工業<4996>(東1)はストップ高の15.0%高となり、前週末取引日の14日に10月決算と創立70周年の記念配当を発表。記念配当は前10月期末現在の株主に実施するため、これから投資しても受け取れないが、これを普通配に置き直して継続する手法はよくあるとされ期待する様子があった。今期・19年10月期の見通しは、売上高が前期比10.5%増、営業利益は同9.3%増を見込むとした。

 ビットワングループ<2338>(東2)は14.4%高。12月12日付で、香港法人がICOテクニカルサポートを実施することになり、その成功報酬や手数料を法定通貨や流動性の高い仮想通貨、並びに新規トークンであるXGXで受領すると発表し、この日から反転上昇基調に。キクカワエンタープライズ<6346>(東2)は6.5%高となり、プリント基板加工機械なども手掛け、「プリント基板大手の日本シイエムケイ<6958>(東1)が14日、承認を得ないまま顧客と契約した以外の製造拠点で製品を生産していた」(日経産業新聞12月17日付より)と発表したことが思惑材料になったとの見方。

 ジェネレーションパス<3195>(東マ)は10月決算の営業利益11倍など、業績の急回復が注目されて朝からストップ高の29.4%高。エニグモ<3665>(東マ)は14日発表の第3四半期決算が材料視され急伸しストップ高の20.8%高。

 ジャストプランニング<4287>(JQS)は14日に発表した第3四半期決算が材料視されてストップ高の18.9%高。クリエイト<3024>(JQS)は8.3%高となり、住設機器や管工機材などを手がけ、大阪万博に向けて期待される様子があり7日続伸となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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