Google、クラウド部門トップに元Oracle幹部を起用

2018年11月28日 09:27

 Googleのクラウド部門CEOに、元OracleのThomas Kurian氏が就任することが発表された(TechCrunchITmediaZDNet Japan)。

 現在のGoogleクラウド部門CEOであるDiane Greene氏はSGI、Tandem、Sybaseなどを経てVMwareを共同創設し、2008年まで社長兼CEOを務めていた人物。いっぽうのKurian氏はMcKinsey & Company出身で1996年にOracleに入社。しかし、最近ではクラウド関連サービスに関する方針に関してOraleの共同創業者であるCTOのLarry Ellison氏とは見解の相違があったという。

 Greene氏の退任については、AmazonやMicrosoftといった競合と比べてGoogleのクラウド部門の収益が少ないことからの圧力や、Google社内の他の幹部との意見の相違といったものが背景にあるのではとの分析もある(クラウドWatch)。

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