大型車両のタイヤ脱輪事故が増加、8割が左後輪

2018年11月8日 09:27

 トラックやバスなどの大型車両のタイヤが走行中に外れる事故が増えているという(朝日新聞)。

 脱輪事故は2014年度から急増、2017年度は過去7年間で最高の67件の事故が起きているという。うち9割は冬用タイヤへの交換といったタイヤ着脱作業の3ヶ月以内に発生しており、原因は締め付け不足などの作業ミスだという。作業ミスが増えている原因として車両整備要因の人手不足があるようだ。

 また、2017年度に発生した67件のうち56件が左後輪、10件が右後輪、1件が右前輪とのことで、脱落事故は左後輪が圧倒的に多いという。この原因は不明だが、車両が道路の左に寄って走ること、左折時にタイヤがよじれやすいこと、右折時の遠心力で積み荷の過重が左後輪に偏ることなどが可能性として挙げられている。

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