宮内庁、堺市と共同で仁徳天皇陵の発掘調査を開始へ

2018年10月17日 09:51

 宮内庁が管理する陵墓(皇室関係者の墓とされているもの)の中でも最大規模ながら調査が進んでいなかった大仙陵古墳(仁徳天皇陵)について、宮内庁が堺市と共同で発掘調査を行うと発表した(堺市の発表毎日新聞朝日新聞東京新聞)。

 宮内庁は外部機関がこういった陵墓の調査を行うことを認めていなかったが、最近では日本考古学協会などと協力した公開および保全をする方針になっているという。今回の大山古墳については、周濠の水による侵食が激しく補修を行う必要性が出ているというのも背景にあるという。

 なお、大山古墳は仁徳天皇の墓とされているものの、学術的にはそれに否定的な説も出ているという。

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