ブラックジャックが萌えキャラ?手塚作品を美少女にしたゲーム登場

2018年10月16日 21:26

 ゲーム開発会社のコンパイルハートは、手塚治虫作品のキャラクターを“美少女”へと擬人化したスマホアプリゲーム『絵師神の絆』を2019年に配信すると発表した。

 この作品は手塚プロダクション協力のもと、つなこ氏や平野克幸氏などといったコンパイルハートの人気イラストレーターが多数競演することで関心を持たれていたが、今回“手塚治虫作品キャラクター美少女化プロジェクト”であることが判明。それを受け、Twitterでは「美少女化」がトレンド上位に入るなど、大きな話題となったようだ。

■手塚治虫の名作が“萌えキュン”に美少女化?

 16日、ゲームメーカー「コンパイルハート」は、手塚プロダクションの協力で、手塚治虫作品のキャラクターを“萌えキュン”に美少女化したスマホアプリ『絵師神の絆(えしがみのきずな)』を、2019年に配信することを発表した。

 本作は『アズールレーン』などのヒット作を生み出したコンパイルハートが製作し、フォワードワークスが配信するiOS/Android用ソフトである。現在は『絵師神の絆』のティザーサイトや、主題歌とともにオープニングムービーも公開中だ。

 サイトに書かれたイントロダクションには“絵師たちは「神」のチカラを借りて、「シメキリ」と戦う!”とあり、神の力を借りて“擬人なすモノを創作”する。また手塚作品を美少女へと“擬人化”させたイラストレーターは、コンパイルハートでも人気の作家が多数参加する。

 例えば『ブラックジャック』はナナメダイスケ氏がクールな美少女として描いているが、その声を担当するのが『艦隊これくしょん-艦これ-』の金剛4姉妹などを演じた東山奈央氏だ。また『火の鳥』は赤いリボンと金色の衣装が印象的なツインテール美少女に、『アトム』はボーイッシュに描かれ、その声を『鋼の錬金術師』でアルフォンスを演じた釘宮理恵氏が担当。PVでは『ユニコ』や『ジャングル大帝レオ』のような“美少女”らも登場している。

 手塚治虫氏の生誕から今年で90年、迎える2019年は没後30年の年だ。漫画とアニメを発展させた手塚氏の偉業を、こうした形で触れてみるのも面白いかもしれない。(記事:高塔・記事一覧を見る

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