「チープカシオ」、完全自動組み立ての国内生産ラインが稼働中

2018年10月11日 18:17

 廉価でありながらも実用的な性能を持つとして海外や国内で人気のカシオのデジタル腕時計「A159WA」の国内組み立てラインが完全自動化されたそうだ(日経新聞)。

 A159WAは国内では1000円〜3000円ほどで購入できる低価格モデルだが、日付や曜日表示機能、アラーム、ストップウォッチ機能、バックライトなど実用的な機能を備えており、発売は1989年ながら現在でも生産が続けられているという。国内でもチープカシオなどと呼ばれ愛好者が多いラインの1つである。

 全自動化された組み立てラインは8月下旬より稼働し、生産効率は従来の3倍になったという。自動化のために製品自体の設計変更などを行なっていないのも特徴。これによって生産コストは2分の1になり、海外生産拠点と同等になったそうだ。

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